表装・内装 作品展

昨日から、東京都美術館で開催されています、掛け軸や屏風、衝立の「第65回表装・内装 作品展」に行かせていただきました。

パンフレット

今まで、その表装(仕立て?)をなんとなく素材や色、模様が素敵と思っても、どうしてもメインの絵や字に目が行き、表装というものにさほど目がいかなかったのですが、出展をされています方に詳しく説明をうけながら拝見し、本当に奥深く、大雑把ですがまるで着付けをもっと複雑にした感じの、素材へのこだわりや感性はもちろん、組み合わせの感性にデザインの構成を組み合わせましたような感じを受けました。

表装をされる方は、出すぎては魅せるメインのものが死んでしまうし、それでも(表装の作品展ともなると尚更)個性も求められて、難しいところだと伺いました。
また、使う素材を揃えることにも(古い素材のほうが尖っていなくてよいなど)工夫をされていらっしゃることがとてもよくわかり、日本の昔からの工芸美と感性をとても感じました。

また、勉強中の若い方々の作品コーナーもあり、とても若いオリジナリティのあります作品の勢いとともに、表装の技術の難しさも垣間見ました。
これからは、作品本体だけでなく、その表装をいろいろ拝見してみたいと思いました。
表装の工夫に、粋を感じました日でした^^

表装・内装作品展
https://www.tobikan.jp/media/pdf/2022/citizens_calendar_202206.pdf
会期:6月15日(水)~21日(火)
場所:東京都美術館1階第1展示室
https://www.tobikan.jp/

掛け軸についてのパンフレットの記載がありました!よろしければご覧ください^^

掛け軸の仕立てについて

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